ヤマザキマザックとABEJAが共同で工作機械へフィジカルAIを実装する開発を正式に発表。ABEJAプラットフォームを活用し、加工工程と生産スケジュールの最適化を目指すAIエージェントなどを開発、2028年度内の商品化を目指す。
ヤマザキマザックは愛知県の拠点で、ABEJAとフィジカルAIの実装を目的とした共同開発を開始すると発表した。両社はAIエージェントの開発とロボットの自律化を学習させる仕組みを構築し、生産工程の最適化を狙う。
ABEJAのアベジャプラットフォームを用いて、マザックの工作機械にデータ活用を組み込み、現場データやノウハウを継続的に学習させる体制を整える。共同記者会見では顧客ごとの加工工程や生産スケジュールの最適化を支援するAIを軸に、2030年にかけての適用拡大も示唆された。
27年には本社近郊に約160億円を投じて研究開発拠点を新設する計画を明らかにした。新拠点では大学・研究機関・スタートアップとの協働を進め、技術開発の加速を図る。
市場環境では中国・韓国勢の台頭が指摘され、日本勢は高精度 NC機の技術力を核にAI技術を取り込み競争力の強化を進めるとの見通しが示された。山崎社長は「止まらない生産」の実現を目指す姿勢を表明した。