日本のコンピューティング需要の拡大を追い風に、シンガポールREITが日本のデータセンター資産へ投資を拡大する動きが続く。一方、電力供給の安定性をめぐる競争が高まっている。
シンガポールを拠点とするデータセンターREITは、日本の企業向けクラウドやAIワークロードの需要増を背景に、日本市場での資産運用を拡大している。一方で、電力供給を確約した資産をめぐる競争は激化している。
The Business Timesの取材に応じたアナリストらは、日本で電力供給を確保できる高品質な稼働中データセンターへの需要が特に強いと指摘している。Pritesh Swamyは、電力供給の安定性がデータセンター資産の最も価値の高い特性の一つになると語っている。
W.Mediaの報じた情報によると、Digital Core REITは北米の3資産の持ち分を売却し、その資金を大阪のデータセンター1施設とシンガポールのデータセンター1施設の持ち分取得へ充てる計画で、負債削減や株式買戻しにも活用する見通しである。
Keppel DC REITは今月、印西市にある2つのハイパースケールデータセンターの88.62%の持ち分を約1684億円で取得する計画を発表している。総じて、日本市場の稼働容量は拡大を続け、今後の追加容量の大半は事前契約済みとなっている。