後場のコメントで主要銘柄が動意づく。キヤノンMJはAIリスク対策強化の新バージョンV20の提供を開始、アステラス製薬はがん免疫治療プログラムの独占オプション契約とライセンス契約を締結した。
キヤノンマーケティングジャパンは個人向け総合セキュリティソフト「ESET HOME セキュリティ」の新バージョンV20を2026年同日から提供開始すると発表した。新機能はAI利用時のリスク対策や詐欺対策機能の強化を含み、マルウェア対策やフィッシング対策、VPNを用いた安全な通信環境の提供など幅広い機能を備える。
アステラス製薬はオーストラリアのAudax Biosciencesと、がん免疫治療プログラムDAX-044の独占的オプション契約およびライセンス契約を締結したと発表した。契約によりDAX-044の全世界での開発・製造・商業化の独占的ライセンスを取得できるオプション権を得る。AudaxはDAX-044の開発費を共同負担し、共同販促するオプションを保持する。
東リは後場急騰し、27.3期通期の連結営業利益予想を従来の41億円から57億円へ上方修正した。上期の材料供給安定化と7月の販売価格改定が寄与し、下期も高付加価値製品の拡販と価格改定の浸透を進める。期末配当予想も24円→26円に引き上げ、年間配当予想は34円→36円となる。
ニデックは後場急落。日本経済新聞電子版が有価証券報告書の監査法人の適正意見を月内に得られない見通しと伝えた。PwCジャパン監査法人が適正意見の伝達が間に合わないと通知したと報じられ、上場維持審査に関する資料を月内に提出する見込み。
大豊工業は後場で下げ幅を拡大。27.3期上期の連結営業利益が前期比79.4%増の25.1億円だったと発表。自動車部品関連事業が利益を押し上げたが、材料出尽くしで売りが優勢となった。北洋銀行は後場の上げ幅を拡大し、27.3期通期純利益予想を従来の294億円から339億円へ上方修正し、2Q・3Q・期末の各配当予想を引き上げ、年間配当予想を32円→36.5円へ引上げとなった。