メキシコペソ/円は週内に8.50円の節目を割り込み、下落幅は最大で10%超に。週足で短期線が中期線を下抜ける“ミニデッドクロス”が出現し、デッドクロス完成も間近となっている。
メキシコペソ/円は先週、今年初めて8.50円の節目を割り込み、8.479円前後まで下値を拡大した。9月1日高値からの下落率は最大で10%を超え、ペソ相場は弱含みに傾く局面となっている。
ペソの下落要因として、米国との金利差縮小観測が強まったことが挙げられる。米連邦準備制度理事会は9月に利上げを実施し、年内の追加利上げに前向きな見方を示した。一方、メキシコ中銀は9月理事会で利下げを議論していたことが議事録で明らかとなり、早ければ11月にも利下げ再開の可能性が見込まれている。
週足チャートでは、13週移動平均線が26週移動平均線を下抜ける「ミニデッドクロス」が出現。さらに52週移動平均線を下抜けるデッドクロスも完成間近とみられている。
現在の動きは、ペソ円相場が弱気トレンド入りの可能性を示唆しており、今後の動向はデッドクロスの成立具合や金利差の推移に左右されると見られる。