7月に打ち上げられたGRUS-3は全7機のうち4機で通信系統に不具合が確認され、ダウンロード用の高速度通信が正常に動作せず復旧作業が難航していると報じられています。
7月7日にSpaceXのライドシェアミッションで打ち上げられたGRUS-3の7機のうち、4機で通信系統に不具合が確認されました。これらは3B、3E、3F、3Gの機体で、画像データのダウンロードに用いる高速通信系統に障害が生じたということです。
同社の発表によれば、不具合機は復旧作業を続けてきましたが、9月28日のコンプライアンス・リスク管理委員会で商用運用の継続が困難だとの結論が報告されたとされています。
原因として通信系統内の電力増幅回路の不具合が見られると見られており、現在詳細な原因究明が進められているとのことです。
残る3機(3A、3C、3D)には異常がなく、初期運用は引き続き進められているものの商用運用開始に向けた品質確認は慎重に進められているとされています。
アクセルスペースホールディングスは今後、開発プロセスの見直しと衛星の品質・信頼性向上のための施策を検討するとしています。