後場の情報として北里は上期の営業利益が増益となり通期予想を据え置いたほか、PBシステムズやサンエー化研、エリアリンク、グローセキュリ、さくらインターネットが新たな施策・修正を発表した。
北里は27.3期上期の連結営業利益を30.1億円(前年同期比8.8%増)と発表、通期の営業利益予想は61.2億円のまま据え置いた。国内外の販売拡大と原価上昇の影響を踏まえ、増収が利益を上回った。市場の反応としてはサプライズ性の乏しさから売りも観測される。
PBシステムズはクラウドフレアが提供するクラウド型セキュリティを自社の「サイバー忍法帖」に追加し、企業・自治体向けの提案・導入支援を開始すると発表。WAFを活用した不正通信の遮断と、AI型EDRなどを組み合わせた対策を拡充する。今後の顧客拡大が焦点となる見込みだ。
サンエー化研は中間配当を従来の9円から12円へ、期末配当も9円から12円へ引き上げ、年間配当予想を18円から24円に上方修正。後場の動きは下げ幅縮小となった。
エリアリンクは通期営業利益を59.0億円と上方修正し、3Q累計は48.4億円を計上。ストレージ王を子会社化して連結決算へ移行したことが影響しており、売上高は297.0億円、当期純利益は36.0億円を見込む。株価には売りが出た。
グローバルセキュリティエキスパートはMDRサービス拡充で注目を集め、大幅な続伸。ブラックパンダジャパンと連携し、IR-1をバンドルしたオプションを提供開始すると発表した。対象は中堅・中小企業および地方企業で、監視から事案対応までを一体で提供する。
さくらインターネットは通期営業損益を黒字41.0億円に上方修正。上半期の黒字は29.6億円となり、GPU需要の高まりと提供体制の強化が寄与。創業30周年を記念して中間配当を2.5円、年間配当を8円とすることも発表された。