SVT インデックスは10月8日にマイナス圏で推移したが、エービーシー・マートが中間期決算を好感されて株価・指数寄与度を押し上げた。一方、J-ウォッチ関連3社の下落とファーストリテイリングの決算発表が市場の動きを左右した。
ファッション&ビューティ関連を対象とするSVT インデックスは10月8日、前日比−27.9ポイントの13,387.1ポイントで取引を終え、全体としては下落が目立つ一日となった。銘柄のうち21銘柄が上昇、67銘柄が下落、8銘柄が変わらずと、ほぼ全面安の展開の中でABCマートが株価と指数寄与度の双方でトップとなった。中間期決算を発表し増収増益を見込んだことが買いを呼んだ。
株価上昇率トップのABCマートに続き、田谷・三陽商会・ゼビオホールディングス・日本精化などが小幅に上昇。反面、日本色材工業研究所は下落率トップの6.60%安となり、MTGのリファ販売関連の影響も続いた。J-ウォッチ関連のセイコーグループ、シチズン時計、カシオ計算機の3社はそろって下落し、情報漏えいの可能性が伝えられたシチズン時計が下げを重くみせた。ファーストリテイリングは決算発表後に最終的にはプラスに転じ、指数のプラス寄与度を維持した。
この日の注目銘柄としてファーストリテイリングは、2026年8月期の通期決算を発表。売上高や事業利益が前期比で増加し、通期予想の上方修正が示された。10月8日の取引を通じて、SVT インデックスはマイナス寄与が目立つ一方、プラス寄与銘柄の上昇が指数を下支えした。10銘柄の寄与度ランキングではエービーシー・マートが最上位、プラス寄与の上位にはZOZOやしまむら、J.フロント リテイリングなどが名を連ねた。