30日午後の東京市場でドル・円は157円10銭台を中心にもみ合い、円買いの勢いは一服して底堅い推移となった。米長期金利の高止まりを背景に主要通貨はドルに対して弱含みが続く。
30日午後の東京外国為替市場では、ドル・円相場が1ドル=157円10銭台を中心にもみ合う展開となった。日米協調介入への警戒感は根強いものの、円買いの動きはいったん収束し、底堅い値動きが続いている。
取引レンジは156円37銭から157円45銭と、前日の欧州市場に比べてやや幅のある動きとなった。米長期金利は高水準を維持しており、ユーロ・ポンドなど主要通貨はドルに対して弱含み。ユーロ・円は177円34銭から178円55銭、ユーロ・ドルは1.1329ドルから1.1343ドルで推移した。
前日29日の東京市場では午後5時時点で前日比で円安ドル高の157円37〜39銭まで上昇。米国のインフレ懸念を背景にFRBの追加利上げ観測が強まり、日米金利差を意識した円売りドル買いが優勢だった。
市場関係者は政府と日銀による為替介入への警戒を継続させている。30日の取引で円買いが一服した背景には、介入警戒感が残る中でも米金利の高止まりがドルの下値を支えるとの見方がある。