日銀が公表した10月の主要銀行貸出動向DIは前回調査から4ポイント上昇のプラス3となり、企業の資金需要は2四半期ぶりにプラスを維持した。9月の利上げ後も資金需要は堅調とみられる。
日銀が22日に発表した10月の主要銀行貸出動向アンケート調査によると、DIはプラス3となり、前回調査から4ポイント上昇した。これにより、企業の資金需要は2四半期ぶりのプラスを示した。
規模別では大企業向けDIがプラス5へ改善、中堅・中小企業向けはともにプラス1となった。利上げ後も資金需要は堅調に推移していると見られる。
利ざや設定の方針を示すDIは全格付け先でプラス12と横ばい。日銀の利上げ加速により金融機関は利ざやを拡大しているとの見方が示された。
調査期間は9月9日から10月13日、対象は貸出残高上位50行の全国の銀行・信用金庫。日銀は9月18日の決定会合で政策金利を1%から1.25%へ引き上げている。