今週のドル円は158円台前半まで上昇後、米政策イベント通過で反落。来週は米中間選挙を控え乱高下と追加利上げ観測が交錯する見通し。
今週はドル円が日米の金融政策イベントを経て158円台前半まで上昇したが、イベント後には戻り売りに押されて157円台に落ち着く展開となった。26日には米2年債入札の結果が弱めで長期金利が上昇、ドル買いが先行した。27日には耐久財受注は市場予想を下回ったものの、消費者信頼感の改善を受けて上値を伸ばした。28日には原油高と金利上昇を背景にドル買いが先行したが、イラン外交の見通し緩和とFOMCの据え置き決定でドルは反落した。29日にはGDPの上振れがドルを支えたものの、原油安で上げ幅を縮小した。30日には日銀の据え置き決定で円買いが優勢となり、NY時間にはドルが下げ渋りつつも156円台半ばへ押し戻された。
来週は米中間選挙を控え、ドルの買い・売りが交錯する不安定な展開が予想される。選挙結果次第で米長期金利や財政見通しが動く可能性があり、追加利上げ観測がドルを下支えする場面も想定される。一方で欧州の金融動向や日本銀行の政策 stance、原油動向などが円相場へ影響を及ぼす可能性がある。