28日の後場は日経平均が小反落となり、買い先行の場面があったものの上げ幅をほぼ消す展開となった。ドル・円はしっかり推移し、ドル買戻しの動きが見られた。値下がり寄与トップはイビデン、2位はキオクシアホールディングスだった。
28日の後場の取引では日経平均が小反落となり、寄り付き後に買いが先行したものの、利益確定売りに押されて上げ幅を消してマイナス圏に転じた。前場の動きを踏まえ、個別にはソフトバンクGやアドバンテ、リクルートHD、スクリンなどが上昇した一方、値下がり寄与の筆頭はイビデンで、2位はキオクシアホールディングスとなった。後場も方向感に乏しい展開が想定され、需給の変化が注目される。
ドル・円は日中を通じてしっかりとした推移を示し、158円台前半から後半へ値を切り上げた。米長期金利の低下も相場を支える要因となり、ドル買戻しの動きが続いた。
市場のチェック銘柄としてオーウイルやジィ・シィ企画などが一時ストップ高を伴う場面もあった一方、国内の主要銘柄の動向は銘柄ごとに分散。後場は日経平均の75日移動平均を上回る場面もあったが、戻りは鈍く、権利付き最終日の需給面の動向が鍵となる。
経済指標として日・企業向けサービス価格指数の上昇が伝えられ、要人発言では緩和度合いの段階的調整や中立金利の推計レンジ下回る利下げの議論が示唆された。これらの要因が中長期的な市場の方向性に影響を及ぼす可能性があると見られている。