ブラックロックのリック・リーダーCTO(CIO)が円相場の回復には為替介入だけでなく日銀のタカ派姿勢が必要だと指摘した。円は対ドルで160円近辺に迫り、協調介入の効果は半分近く後退している。
ブラックロックのグローバル債券CIOであるリック・リーダー氏は、円相場の回復には大規模な介入を継続する必要があるとの見方を示した。彼は為替介入が「最も持続性のある」手段ではないと述べ、政策運営で市場にタカ派姿勢を示すことが求められると指摘した。
現在の円相場は再び160円近くまで上昇しており、7月末の日米の協調介入での上昇分を半分近く失っている。リーダー氏は介入の限界にも触れ、長期的な効果を高めるには規模の大きい介入が必要だと語った。
事情に詳しい関係者によると、日本の政権は早期の利上げを支持しており、日銀は9月か10月の金融政策決定会合での金利引き上げを視野に入れている可能性があるという。