本田技研工業は第1四半期の売上高が前年同期比で増加、純利益は2倍超へ拡大したと発表した。これを受け、2027年度の通期予想を上方修正し、売上高や利益の見通しを引き上げた。
本田技研工業は2026年1Qの決算で、売上高が5034.48億円となり前年同期の4507.63億円から増加したほか、当期純利益は4509.2億円と前年同期比で2倍以上に増加した。継続事業の1株当たり純利益(基本および希薄化後)は46.80円から115.84円へ上昇した。
同社は円安を理由に、2027年3月期通期の業績予想を上方修正し、売上高は24,150.0億円、営業利益は650.0億円、当期純利益は4,800.0億円、1株当たり利益は102.75円と従来予想を上回る見通しを示した。
今後の投資ストーリーを再構築する上で、1四半期の業績上振れと通期予想の上方修正は自動車事業の収益性安定化を示唆する一方、為替変動やコスト上昇の影響が長期的な利益率に影響を与える可能性があるとの見方もある。
同社の分析では、2029年までの売上高を24,475.0億円、利益を9,236.0億円と見込んでおり、ホンダモーターの公正価値は1,574円とされ、現状価格に6%の下落余地があるとの評価も示されている。