富国生命は2026年度下期の一般勘定資産運用計画で、円建て公社債の残高を引き続き増やす方針を示した。一方で外貨建て公社債の残高は減らし、株式は横ばい、ヘッジ付き外債はゼロを維持する見通しだ。
富国生命保険は2026年度下期の一般勘定資産運用計画で、円建て公社債の残高を増加させる方針を示した。超長期の国債や事業債を中心に積み増し、下半期は約550億円程度を上乗せする見込みだ。; 上半期は約1100億円の増加を見込み、全体として1650億円の増加を計画している。
外貨建て公社債の残高は全体で250億円減少させる計画で、下半期もヘッジ付き外債は残高ゼロを維持し、オープン外債は減少を続ける。償還分の再投資は見送る方向だが、円金利や外部環境を見極め機動的に対応する。
日銀の政策については年度内に2回の追加利上げを予想し、ターミナルレートは1.75~2.00%付近を見込む。米国ではFRBの年度内2回の利上げを織り込み、ドル/円は150~165円、年度末は158円を想定する。
株式は下半期も国内・海外ともに横ばいを見込み、含み益の実現を進めつつ高い成長が見込める銘柄へ入れ替える。プライベート・エクイティなどオルタナティブは残高を増やし、不動産は小幅に拡大する。
相場見通しとして、日本国債10年は2.70%–3.50%、年度末3.30%、米国10年は4.50%–5.60%、年度末は5.40%、ドル/円は150–165円、年度末は158円、日経平均は5万8000円–7万3000円、米ダウは4万7000–5万6000ドル、ユーロ/円は170–190円が想定されている。