米SOX指数の1.76%上昇を背景に、28日の米株高が日経平均の買い先行を支える公算となっている。29日寄り付き前の先物動向にも注目される。
28日の米国市場ではNYダウが0.19%高、ナスダック総合が0.27%高、S&P500が0.28%高と主要3指数がそろって上昇し、SOX指数は1.76%高で終えた。これが東京市場の動きの背景となっている。
SOX指数の上昇率は他の主要指数を大きく上回っており、ハイテク・半導体関連株への資金流入の強さを示唆している。この流れを受けて29日の東京市場では半導体関連株に買いが波及する可能性が見込まれる。
前日の東京市場では日経平均が685円82銭高の6万3954円19銭で反発しており、29日早朝の先物も堅調に推移している。寄り付き段階での買い意欲は保たれているとみられるが、先物と現物の取引性の違いから寄り付き直後には戻り待ちや利益確定の売りが入るリスクも残る。
外部環境では米ドル/円が1ドル157.87〜88銭付近と高止まりしており、円安は輸出企業の採算を下支えする一方、原材料・エネルギーの輸入コストを押し上げる要因にもなる。原油価格の動向も企業収益へ影響を及ぼす可能性がある。