ENEOSと日本製紙は非可食原料由来の第二世代バイオエタノール普及へ包括的パートナーシップを締結。パイロット運用は2027年度中に富士工場内で開始予定で、原料供給や技術開発、利用促進で連携する。
ENEOSと日本製紙は非可食資源からつくる第二世代バイオエタノールの普及を目的とした包括的パートナーシップを推進することで合意した。両社は製造技術の開発、原料調達、利用促進の三領域で協力する方針を示した。
具体的には、日本製紙富士工場内にパイロットプラントを建設し、ENEOSが実証運転用の設備を整え、実証プラントの運転は日本製紙が担当する。パイロット運転は2027年度中に開始する予定。
第二世代バイオエタノールは糖類やデンプンを含む第一世代と異なり非可食原料を原料とすることでCO2削減効果の向上や食糧資源との競合回避が期待され、国内の低炭素燃料政策の実現にも寄与する可能性があるとされている。
両社は今後も原料調達の可能性を協力して検討するとともに、2030年度以降の事業化を見据え、脱炭素社会とサーキュラーエコノミーの推進へ向けた取り組みを加速していく。