メキシコペソ/円が今週8.5円を割り込み2026年の安値を更新したほか、ユーロ/円にも円高転換の兆候が見え始めている。一方、米ドル/円は転換の確証には至っていない。
高金利通貨として注目されるメキシコペソ/円は、今週に入り8.5円を割り込み2026年の安値を更新した。これにより52週MAは8.95円付近にあり、8.5円割れはMAを5%以上下回る計算となる。
この水準下で52週MAを大きく長く下回る状況が続く場合、下落トレンドが一時的な反発にとどまらず転換した可能性が高まるとの見方がある。今後は以降の推移次第で安値更新が続く可能性がある。
ユーロ/円も52週MAを7週連続で下回る動きが続き、円高への転換が意識され始めている。もしユーロ/円の下落トレンドが187円で終わるなら、182.9円の52週MAを大きく上回らない範囲にとどまり、さらなる安値更新が続く見通しだ。
米ドル/円は現在のところ52週MAを大きく長く下回る動きが確認できておらず、円高トレンドへの転換は未確定の状態が続く。転換が判定されるには、50円前後の値動きも含めた大幅な下方ギャップが必要との見方もある。