伊藤ハム米久ホールディングス(HD)とフューチャーアーキテクトは物流データの可視化基盤を本格始動させ、積載率の向上や荷待ち時間の短縮を中長期計画として推進する。将来的には共同輸配送の具体化も視野に入れる。
伊藤ハム米久HDとフューチャーアーキテクトは、輸配送のデータを一元管理・分析する物流変革プロジェクトを正式に始動させた。積載率や輸送ルート、物流コストといった要素の可視化を通じて、物流の効率化を進めることを目指す。
新たな可視化基盤は2026年9月に構築を開始し、27年秋の本稼働を予定している。これまで個別に行っていた分析を継続的な管理へ切り替え、KPI管理にも活用する方針で、積載率の向上や拠点間輸送の見直し、荷待ち・荷役時間の短縮などを進捗として把握する。
本稼働後は物流事業者やメーカー、卸売、小売などとの連携を広げ、配送ルートや温度帯、納品条件が近い企業との共同輸配送や余積・帰り便の貨物確保などを検討する。荷主と物流事業者をまたいだ輸送効率化を視野に入れる。