ロンドン市場では円安の地合いが続き、ドル円は158円台前半へ上昇後、介入警戒から一時調整を挟んだ。米金利差を背景に円売りが再び優勢となり、クロス円も概ね円安水準を維持した。
ロンドン市場は円安水準で神経質な振幅を伴いながらも、円売りの地合いが静かに続いた。ドル円は東京早朝の157円台後半からロンドン序盤にかけて158円台半ばまで買われ、その後介入警戒を背景に158円トビ台まで一時押し戻された。
ユーロドルは1.12台前半で推移し、東京市場での買いが先行した後もレンジ内での動きにとどまった。米10年債利回りの上昇がドル買い圧力を再燃させ、ドルの再評価につながっている。
円安はクロス円にも波及し、ユーロ円は177円台半ば、ポンド円は209円台半ばまで上昇したが、前日比の円安水準は維持された。ドル相場はロンドン時間にかけて落ち着きを取り戻す一方、原油高や欧州債の動向に敏感な状況が続く。
総じて市場は米金利差の影響を意識しつつ、円安水準での取引を継続している。金利動向のほか、欧州株や米株先物が引き続き堅調でリスク回避態度は後退している。