ロンドン市場で円買いとドル売りが交錯し、ドル円は157円台後半へ軟化。片山財務相の為替に関する断固たる措置発言と高市首相の円安牽制発言が市場の緊張を高めた。
ロンドン市場では円高・ドル安の動きが混在し、ドル円は157円台後半での取引となっている。原油安や米債利回りの低下も円買い・ドル売り圧力を支える要因となっている。
片山財務相は過度に投機的な動きには断固たる措置を取る考えを示し、為替市場の警戒感を高めた。これに対し高市首相は日米首脳会談に関して円安の話があったことを踏まえ、円安是正の観点を強調した。
ユーロ/ドルは1.14付近で推移し、ユーロ円は180円近辺で神経質な動きを見せた。ポンド/ドルは1.32台前半、ポンド円は210円を挟んで動いている。
NY原油は約93ドル、米10年債利回りは約5.17%と推移しており、クロス円は振幅を大きくする局面が続く見込み。
ドル円の動きにはオプション関連の影響も指摘されており、週末を控えた市場の調整が続く可能性がある。