7日の欧州市場は株価が総じて軟調となり、ユーロは対ドルで下げ渋る動き。ドル/円は一時反発しつつも米長期金利動向に左右され、全体としてリスク回避の雰囲気が強まった。
7日終値ベースで欧州株式市場の主な指数は下落した。 FTSE100種総合株価指数は10458.50、前営業日比で-83.19、ドイツ株式指数(DAX)は25104.36、前日比で-344.83となり、複数の資源・金融株の下落が重しとなった。欧州債券市場では英国債が下落した一方、独国債は小幅上昇した。
ドル円は一時157.85円まで下落した後、157.93円付近まで反発。ユーロ円は安値もみ合いで176.55円まで下げたが、176.22円をサポートとして意識。ユーロドルは全般的なユーロ売りの流れの中、1.1165ドルまで日通し安値を付けた後、1.12ドル台を挟むレンジへ。
欧州株の下落を受けてロンドン株は4日ぶりに反落。フランクフルト株式相場も4日ぶりの反落となり、フレゼニウス・メディカル・ケアやインフィニオンテクノロジーズ、ドイツ銀行などの下げが目立った。米長期金利の動向次第で相場の重荷は緩和される場面もあったが、全体としては軟調地合いが継続した。
欧州経済指標として8月独鉱工業生産は前月比2.0%、前年比2.3%へ上昇が見られた一方、仏の貿易収支は赤字が拡大。仏経常収支も赤字規模が小幅拡大となり、財政・政治運営への懸念が相場の重荷となった。