29日のニューヨーク市場でドル・円は158円台へ上昇後に反落し157円台後半で推移。10月30日は日銀会合の結果次第で値動きが振れる公算が大きく、イベント通過後の動向に注目が集まる。印象としては日米金利動向と原油動向の影響が引き続き円相場に作用する見通し。
29日のニューヨーク外為市場でドル・円は158円13銭まで上昇した後、157円64銭へ反落し、157円70銭で引けた。米9月コアPCE価格指数が予想通り加速、9月期GDP速報値が予想を上回る伸びを示し、雇用保険申請件数の堅調さもドル買いを促した。これによりドルは一時高値圏をつけたが、原油価格の下落ニュースと長期金利の動向で上値は抑えられた。
本日10月30日の米ドル・円は日銀会合の結果次第で振れやすい展開となる見通し。日銀金融政策決定会合の公表と植田総裁の記者会見が予定され、利上げの有無や今後の政策運営の発言が円相場を左右する可能性がある。
市場では12月の利上げ織り込みが進んでいるものの、米長期金利の低下やAI関連株の調整がドルの上値を抑える要因となっている。158円台での戻り売りが出やすく、160円の防衛ラインを意識して円安を抑制する動きが継続するとの見方がある。一方で156~159円のレンジ相場との見方も出ており、イベント通過後の値動きに注目が集まる。