米ドル/円は底堅い展開が見込まれ、中東情勢の原油高と米金利の見通しを背景に、クロス円の動向にも引き続き注意が必要だ。
12日のニューヨーク市場でドル・円は158円57銭から158円75銭まで上昇した。背景にはサウジアラビアの首都リヤド空港攻撃の可能性に関連する原油高と、米国の金利先高観がドル買いを促したとの見方がある。
本日以降の展望として、米ドル・円は底堅い展開が想定され、原油高を通じた米インフレ圧力と金利上昇の警戒感がドルを支え続けるとの見方がある。短期的には200日移動平均線を明確に上抜けられるかが焦点となり、達成されれば上値が追いやすくなるとの声もある。
一方、日本の防衛ラインとされる160円が意識され、為替介入の警戒感が高まる場面も想定される。市場ではドル/円が152円台前半を試す展開もあるとされ、下値リスクにも注意が必要だ。
欧州では財政悪化の懸念が高まり、ユーロ・ドルは昨年5月以来の安値を更新。クロス円の動向にも影響が出てくる可能性があり、今後の動向を注視したい。