ドル円は158円を挟んだ狭いレンジを13営業日連続で維持。来週のFOMCと日銀会合を控え市場は新たなポジション構築を控え、イベント前の静かな展開が想定される。
東京外国為替市場でドル円は158円を中心に157円84銭前後から158円39銭前後の狭い範囲で推移し、1日の値幅が1円未満となるのは13営業日連続となった。来週控える米連邦公開市場委員会と日本銀行の金融政策決定会合を前に、市場参加者は積極的なポジション構築を手控えている。
今週に入って値幅の収縮は一層鮮明になり、19日85銭、20日77銭、21日55銭と日を追うごとに縮小している。外為どっとコム総合研究所の神田卓也氏は22日の見通しで小幅な値動きにとどまると予想しており、上値は158円60銭付近、下値は157円55銭前後をメドと見ている。
主要通貨ペアの予想レンジとしてドル円は157.500〜158.600、ユーロ円176.900〜178.200、ポンド円211.100〜212.500、豪ドル円110.700〜111.500と示されている。日銀は来週の会合で政策金利を据え置く一方、物価見通しの引き上げ観測が浮上しており追加利上げの地ならしを進めるとの見方がある。
海外要因として米長期金利の動向や原油価格の推移も影響を及ぼしており、日銀の緩和政策の継続が確認される中で上値は抑制されやすいとの見方が多い。市場は来週発表される米国関連指標と米中間選挙の動向に注意を向けている。