米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことを背景に、NY外為市場でドル買いが優勢となり円安の動きが一時強まった。合わせてISM製造業景況指数の価格上昇や中東情勢関連の報道が相場に影響を及ぼした。
1) 1日のニューヨーク外為市場でドル・円は157円23銭まで下落後、158円25銭まで上昇し、158円05銭で引けた。円安是正介入警戒感に円買いが強まった後、米新規失業保険申請件数が予想外に減少したことが伝えられている。
2) ユーロ・ドルは1.1311ドルから1.1215ドルまで下落し、1.1245ドルで引けた。ユーロ・円は178円58銭から176円77銭まで下落した。ドル・スイスは0.8360フランから0.8292フランへ。
3) 追加材料として9月ISM製造業景況指数の価格が上昇したことが挙げられ、米政府が欧州連合にディーゼル燃料備蓄緊急放出を要請すると報じられ、輸出禁止の警告も伝えられた。
4) トランプ大統領が対イラン攻撃を激化させる可能性を警告したほか、米政府が11月に中東へ空母を派遣するとの報道があり、原油価格の上昇要因となった。
5) 総じて、ドルの買いを支える材料とともに欧州通貨の軟化や円安介入の警戒感が市場に影響を与えた。