29日の欧米外為市場ではドル・円が底堅い値動きを予想され、円買い圧力は継続しそうだ。一方、米コアPCEの発表を控えドル売りの勢いは後退する見通しと伝えられている。
29日の欧米外為市場ではドル・円は底堅い値動きを予想する。米大統領の円安牽制で強調介入が意識され、円買い圧力は継続しそうだが、引き締め的な米金融政策が意識されるなか、明日の米コアPCE価格指数を見極めようとドル売りは後退しそうだ。週末には中東情勢関連の動きもあり、ユーロ・ドルは1.1350ドル台へ水準を切り下げ、ドル・円は157円半ばを維持した。
この後の海外市場は米金融政策が意識されやすい。中東情勢の和平は遠のき、ドルは売りづらい展開が続くとみられる。ただ、コアPCEの発表がやや加速するとドル売りへの警戒は和らぐ可能性がある。一方、日米首脳会談を経て協調介入への警戒が強まるなか、円売りは抑制される見込み。円高は材料難で限定的との見方もある。
【今日の欧米市場の予定】として米国の消費者信頼感指数やJOLT求人件数、S&P/コアロジックCS20都市住宅価格指数などが挙げられており、特にコアPCE価格指数の動向が今後の市場の材料になると見られている。