米長期債利回り上昇を背景にドル円は上値を追う見込み。米新規失業保険申請件数と9月ISM製造業景気指数の発表を受けて展開を見極める。
本日のNY市場では米長期債利回りの上昇を背景にドル円が上値を追う展開が想定され、今後の動きは米国の指標発表を受けて方向性が決まると見込まれる。引き続き米国とイランの交渉動向などヘッドラインにも警戒が必要となる。
ウィリアムズ米NY連銀総裁の発言や8月のPCEデフレーターを受けて、フェドウオッチの10月FOMC利上げ確率は34%程度、据え置き確率は66%程度へと低下している。これにより雇用・物価指標の結果次第で反応が分かれやすいとされる。
本日発表予定の9月の米新規失業保険申請件数と失業保険継続受給者数から、雇用情勢を確認し9月雇用統計に備える動きが見込まれる。先行指標として企業の人員削減数は9月が43281人と、8月の52881人から減少している。
9月の米ISM製造業景気指数は55.0と予想され、8月の54.6から改善が見込まれる見通し。ただし物価指数・雇用指数の変動にも注目され、ドル買い材料となるかが焦点となる。
ドル円は159.04円付近の高値水準を超える場面が想定される場合、日銀によるドル売り・円買い介入の警戒が高まる可能性がある。なお本日もFRB高官の発言機会が予定され、年内の追加利上げに関する言及にも注目が続く。