野村ホールディングスが2027年3月期中間期決算を発表。収益は前年同期比24.6%増の1兆2,942億円、純利益は26.8%増の2,493億円となり、ROEは13.3%と高水準を維持した。
野村HDが公表した2027年3月期第2四半期の決算は、収益合計が金融費用控除後ベースで前年比+24.6%の1兆2,942億円に達し、当社株主に帰属する純利益は+26.8%の2,493億円となった。上半期ROEは13.3%で、2030年経営ビジョンの「10~12%プラス」を上回る水準を記録した。
第2四半期単独では前四半期の最高水準から反動減となったが、ROEは10.9%を確保し、2四半期連続で目標レンジを達成した。セグメントではウェルス・マネジメントが税前利益で1,367億円と牽引役となり、インベストメント・マネジメントやホールセール、バンキングも堅調に推移した。
10月の状況としてウェルス・マネジメント部門は中長期の資産管理需要が引き続き高水準で推移している一方、ホールセールは経費率の改善が課題として指摘された。森内氏は資本政策として配当性向40%以上と総還元性向50%以上を掲げ、ROE13.3%達成に向けて収益基盤の強化を強調した。
海外アセットマネジメントの拡大や国内の資金循環の変化については、今後の動向に注目が集まる中、ウェルス・マネジメントとインベストメント・バンキングの連携による成長機会の拡大が示唆された。