10日の日経平均はAI関連株を中心に持ち直した一方、長期金利の上昇と原油高が重しとなった。円は対ドルで一時153円台半ばで推移した。
10日の日本市場では長期金利が上昇し、10年国債利回りは前日比5.5bp高の2.935%まで上昇した。一方、2年債利回りは1bp低下し、金利曲線はスティープ化した。日経平均株価は終日にかけて底堅さを見せ、終値は6万5270円95銭、TOPIXは0.2%高の4054.58と推移した。円は対ドルでニューヨーク市場の終値近辺、153円55銭と横ばいだった。
市場関係者のコメントでは、米財務長官の政策が十分な効果を発揮していないとの見方があり、原油高を背景としたインフレ懸念や全球の金利上昇圧力が継続する可能性が指摘された。一方、AI関連銘柄を中心に買い戻しが入る場面もあり、機械株や金融、サービス・電機などの銘柄群が総じて上昇した。