米国時間の発表で、半導体メーカーのマーベルが光通信部品のルメンタムを買収すると表明。対価は株式のみで支払われ、取引開始後の株価が乱高下するなど市場反応が分かれた。
米国時間2026年11月2日早朝、マーベルがルメンタムを買収すると発表した。対価はすべてマーベル株で支払われ、買収価額は1150億ドルとされる。買収完了には規制当局の承認と両社株主の賛同が必要で、2028年上半期の完了が想定されている。
買収が成立すれば、マーベルの半導体設計能力とルメンタムの光通信技術を組み合わせた企業が誕生する見込み。統合後の市場はチップ間・サーバー間・データセンター間の通信容量を高められるとされ、対象市場規模は5500億ドル規模と見積もられている。
取引を株式で支払うため、ルメンタム株主は保有株1株につきマーベル株4.5株を受け取る案が示され、当初の想定を反映して株価の変動リスクが株主に及ぶこととなる。発表直後、ルメンタム株は約18.6%、マーベル株は約12.7%下落した。
買収対価の評価は、発表時点の株価次第で変動する可能性がある。ルメンタム株主が統合会社の約3分の1を保有する見込みで、買収完了は2028年上半期を想定。