来週のドル円は米ハイテク株の動向と10月 CPI の結果に大きく左右され、下値・上値を探る展開が想定される。ユーロドルはドルの動向次第で動きが出やすい状況だ。
来週の展望では、ドル円は米ハイテク株の動向と10月の米消費者物価指数(CPI)の発表結果に大きく振られる見通しで、AI関連のデータセンター投資計画の動向にも留意する必要がある。ハイテク株の下落が再燃すれば、米長期金利の動きとともにドル売り・円買い圧力が強まる可能性がある。
今週の予想レンジとしてドル円は155.00-159.50円と示され、ユーロドルは1.1100-1.1350ドルのレンジが想定されている。CPI の動向次第で12月の利上げ観測が再び織り込まれる可能性があり、原油動向も中東情勢の影響を受けやすい。
11月2日週の回顧ではドル円は158円台まで上昇後、日本株の下落を受けて157.41円へ押し戻され、週後半には再度158円台後半まで持ち直したが、ハイテク株の急落で再び157.26円へ圧力が強まった。ユーロドルは週明けから底堅く推移し、一時1.1273ドルまで上昇している。
原油動向では民主党勝利を背景に中東情勢の緊張緩和が取り沙汰され、油価格の下落圧力がドル円の上値を抑える可能性が指摘されている。ユーロドルはドルの先行き次第だが、米金利低下局面ではユーロが相対的に上値を試す展開も想定される。