日銀が3カ月ぶりの利上げを決定する見通しで、政策金利は1.25%程度まで引き上げられ、31年ぶりの水準に達する可能性が高まっている。さらに円安進行や物価上昇リスクへの警戒が強まっている。
日銀が2日目の金融政策決定会合を開き、3カ月ぶりの利上げを決める見通し。市場は今回の利上げで政策金利が1.25%程度まで引き上がるとみており、31年ぶりの水準へ達する公算が大きいという。
米国の利上げを背景に円相場は円安方向に動く中、日銀内には原油高の影響やAI需要の強さなど物価上昇リスクの警戒感が高まっているとの声がある。さらに円安も懸念材料となっている。
日銀が2%の物価安定目標に近づくことが利上げを後押ししているとの指摘がある一方、関係者の中には今後の利上げペースを加速させる選択肢もあると見られている。
今後の動向ではインフレの影響が大きくなる中、日銀の手腕が物価の安定と景気の両立にどう作用するかが市場の注目点となっている。