IRインタビューに基づき、スプリックスは「森塾」を中核に国内外で事業を拡大する方針を示した。森塾の講師費用を抑えつつ高い教育成果を狙う運営と、TOFASを軸とした基礎学力検定事業の拡大を打ち出している。
株式会社スプリックスは森塾を中心とした学習塾事業と検定事業を軸に、成長戦略を語るIRインタビューを公表した。森塾は個別指導を軸とし、テスト対策に特化した運営モデルと AI を活用した個別最適化を進めている。現在の展開は全国で221校を数え、ミドル層への教育提供を核としている。
スプリックスの売上構成は森塾が5割超、湘南ゼミナールが約3割、河合塾マナビスが約1割、TOFASなどのその他事業が残りを占める。森塾の高効率運営と教材のカスタマイズ性が特徴で、教育現場の講師費用を抑えつつ成果を安定させている。
TOFASは2021年から展開し、現在は世界44か国で約350万人が受験している。基礎学力を測る検定として、東南アジア・南米を中心に普及を進め、途上国の人材配置にも影響を与える事例がある。今後はTOFASを基盤にグローバル展開を加速させる方針。
今後は森塾を関西エリアへ拡大し大阪に7校を開校する計画を公表。全国展開を前提に、地域ごとの受験校に左右されない独自教材と個別指導体制を維持しつつ、エリア拡大を進める。
海外展開と検定事業の相乗効果を狙い、基礎学力事業のエコシステムを構築する考え。教育業界での少子化影響にもかかわらず、既存事業のキャッシュを新規事業へ投資する戦略を示した。