IRインタビューを通じ、アプリックスが情報プラットフォームと通信サービス拡充を軸に成長戦略を描き、H2社の取得を含むストック収益基盤の強化を進めていることが伝えられた。
アプリックスは経営理念の下、ICTと最新技術の融合による豊かな生活体験の創出を目指し、情報プラットフォームと通信サービスを軸とする事業ロードマップを示した。長年培った組込み開発力を活かし、システム開発とストックビジネスの2セグメントで収益基盤を構築している。
事業の歴史として、創業時の組込みミドルウェア「J-Blend」を核にスマートフォン時代へ対応し、エンタメ分野へ展開した後、2017年にエンタメ事業を整理して組込みを中心に再フォーカス。近年はIoTと通信サービスの統合を進め、ストック収益の安定化と黒字化を達成している。
成長戦略の中核は情報プラットフォーム事業の強化と通信サービスの拡充であり、AORINOのブランド再編やデータビジネス化を推進。2027年12月期までに事業利益10億円を目標とし、M&Aや新規事業開発を通じて成長を加速させる方針を示した。
2024年4月には光コラボの子会社H2を取得し、固定回線領域のクロスセルと利益創出を見込む。決算反映は第2四半期からで、年間約2億円規模の利益寄与を想定している。今後も新規事業開発と利便性向上サービスの提供を継続する方針である。