AI関連銘柄は不調だが、先週はS&P500とナスダックが最高値を更新。週明けも決算発表シーズンの本格化を前に動向が注目され、エネルギー株の上昇が相場を支えている。
先週の米国株はAI株が軟調で、携帯電話株が下落する局面もあったが、S&P500は終値ベースで史上最高値を更新し、ナスダック総合指数も同様に最高値を更新する局面があった。原動力となったのはエネルギー株の上昇で、コンステレーション・エナジーやビストラなどが大きく上昇した。
今週は2026年7-9月期決算発表が本格化する見通しで、S&P500構成銘柄全体の利益は前年同期比で大幅増が見込まれている。AIデータセンター向け設備投資や原油高の影響を背景に、景気敏感株やディフェンシブ銘柄の決算動向が市場の焦点となる見込み。
中東情勢の悪化や金利上昇の影響もあるが、電力株の高騰が市場の下支えとなっている。先週はエネルギー株の上昇で相場全体の底堅さが目立ち、今週の決算発表を前に投資家の注目は大型IT企業の決算動向と、S&P500・ナスダックの最高値更新の継続性に集まるとみられる。
今週の注目イベントとしては、10月13日以降の金融・医薬品セクターの決算発表、14日には9月CPI、15日にはPPIの公表が挙げられる。中東情勢の緊迫化もあり原油相場の動向が引き続き市場へ影響を及ぼす可能性がある。