リコーは2026年11月6日公表の第2四半期決算で、4~9月の営業利益が734億円となり前年同期比107.2%増、通期の営業利益は1,030億円へ上方修正した。あわせて感熱紙などのサーマル事業を新設子会社へ承継する会社分割も発表した。
4~9月累計の売上高は1兆2,944億円で前年同期比5.9%増、営業利益は734億円で同107.2%増となり、中間利益は557億円で前期比126.9%増だった。
通期の業績予想を売上高は2兆7,000億円で据え置く一方、営業利益は前回予想の950億円から80億円引き上げ、1,030億円とした。税引前利益は1,030億円、親会社の所有者に帰属する当期利益は695億円に改めた。
修正の理由として、中間期の経費コントロール、米国の関税措置に係る還付金の計上、円安の影響などで営業利益が想定を上回ったことを挙げた。第3四半期以降は半導体メモリ価格上昇の影響拡大や欧米市場の不透明感が続くと見込み、慎重に見通している。
サーマル事業を新設子会社へ承継する会社分割の概要として、リコーインダストリアルメディアソリューションズ株式会社を設立する。対象は感熱紙、熱転写リボン、ラベルレスサーマルなどの開発・製造・販売で、分割契約締結は2027年3月、効力発生日は2027年7月1日を予定する。