半導体株の買い控えを専門家が示唆。日経平均7万円時代を前提に、今後伸びるとされる4分野としてAI関連・エネルギー・バイオ・宇宙が挙げられる。
日経平均が好況を続ける日本市場の観測のもと、楽天証券経済研究所チーフ・ストラテジストの窪田真之氏は、今後成長株として注目すべき分野を4つ挙げた。これらはAI関連、エネルギー関連、バイオ、宇宙であり、それぞれ市場成長性が高く、シェアが高く、参入障壁が高いという条件を満たす企業が成長株としての価値を持つと説明した。
AI関連領域では、AIを開発する企業だけでなく、それを支えるインフラを提供する企業の株式に注目が集まるとされる。データセンターやクラウドサービスの普及により、半導体や光部材、送配電ネットワークなどの需要が高まると窪田氏は指摘した。一方、AIを活用して新たなビジネスを生み出すAIエージェント関連の株価はまだ上昇が限定的との見方も示された。
日本企業の本領はAIを実ビジネスに組み込むAIエージェント領域にあると窪田氏は語る。ハードウェア中心の成長だけでなく、AIを実装して新たな価値を創出する分野が重要になるとの認識が示された。
総括として、日経平均のさらなる上昇を前提に、AI関連・エネルギー関連・バイオ・宇宙の4分野が今後の成長株候補として挙げられ、参入障壁の高さと収益化の可能性が投資価値の鍵になるとの見解が述べられた。