電力販売の収益拡大と販売電力量の反転・拡大
FY2021に初出。8回の記載のうち3回が「再定義」で、最初の「再定義」はFY2024-Q1。直近の記載はFY2026-H1。
中国電力がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2025年。
直近の記載が「再定義」なのは、ほかに0社。
- FY2026-H1再定義有価証券報告書
「当中間連結会計期間の売上高(営業収益)は、エリア内外での需要獲得による小売販売電力量の増加はあったものの、高圧・特別高圧分野における標準メニューの見直し、燃料価格の低下に伴う燃料費調整額の減少などにより、7,262億円と前中間連結会計期間に比べ156億円の減収となった。」
エリア内外での需要獲得により小売販売電力量は増加したが、標準メニューの見直しや燃料費調整額の減少により営業収益は減少した。 - FY2025再定義有価証券報告書
「売上高(営業収益)は、総販売電力量の減少及び燃料価格の低下に伴う燃料費調整額の減少などから、1兆5,292億円と前連結会計年度に比べ995億円の減収となった。」
前年度に電気料金の見直し等で増収となった構成から、当年度は総販売電力量と燃料費調整額の減少により減収となった。 - FY2024-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間の売上高(営業収益)は、電気料金の見直しなどにより、1兆2,048億円と前年同四半期連結累計期間に比べ249億円の増収となった。」
総販売電力量が前年同期比96.1%となる一方、電気料金の見直しなどにより営業収益が249億円増加し、販売量拡大とは異なる収益拡大の構成を継続している。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間の売上高(営業収益)は、電気料金の見直しなどにより、8,415億円と前年同四半期連結累計期間に比べ917億円の増収となった。」
総販売電力量が前年同期比95.5%となる一方、電気料金の見直しなどにより営業収益は917億円増加した。販売量拡大とは異なる収益拡大の構成が続いている。 - FY2024-Q1再定義有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間の売上高(営業収益)は、電気料金の見直しなどにより、4,010億円と前年同四半期連結累計期間に比べ863億円の増収となった。」
総販売電力量は前年同期比94.8%と減少した一方、電気料金の見直しなどにより売上高は863億円増加しており、販売量拡大とは異なる収益拡大の進展を示している。 - FY2023前進有価証券報告書
「電気料金の見直しを実施させていただくこととした。当社は、見直し後の料金に織り込んだ経営効率化を着実に実施していくとともに、利益の安定化を目指し、大型電源の安定稼働や、燃料価格や卸電力取引市場価格の変動リスクの低減に向けた対応等を進めていく。」
販売・収益基盤の立て直しに向け、電気料金の見直しを実施する方針とし、料金に織り込んだ経営効率化、大型電源の安定稼働、価格変動リスク低減を組み合わせている。 - FY2022前進有価証券報告書
「こうしたニーズに応えていくため、当社グループでは、再生可能エネルギーを活用した電気料金メニューの提供や、分散型エネルギーリソースを活用した太陽光発電PPAサービス等の新たなサービスの展開を進めている。」
販売利益拡大に向け、再生可能エネルギー料金メニューや太陽光発電PPAサービスなど、顧客ニーズに合わせた具体的なサービス展開を進めている。 - FY2021初出有価証券報告書
「販売電力量の拡大に向け、電化推進による需要獲得、首都圏・関西エリアにおける電力販売、電気に係る市場取引の積極的な活用等に取り組む」
販売電力量の減少を受け、料金メニュー・付加価値サービス、電化推進、首都圏・関西での販売、市場取引の活用を通じた収益拡大策を具体化している。