少子高齢化・人口減少と人材確保難
FY2016に初出。9回の記載のうち4回が「再掲」。直近の記載はFY2023。
富士急行がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2017年。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに0社。
- FY2023悪化有価証券報告書
「日本は少子高齢化を伴う人口減少傾向にあり、これが運輸業、レジャー・サービス業の利用客減少に繋がるおそれがあります。また、生産年齢人口の減少によって職員確保が困難となり、人材採用コストや人件費の増加に加え、運輸業やレジャー・サービス業でのサービスレベル低下、運輸業での車両稼働減少等、事業運営の制限に繋がるおそれがあります。」
人手不足リスクについて、従来の採用難に加え、利用客減少、人件費・採用コスト増、サービスレベル低下、車両稼働減少まで影響範囲を具体化した。 - FY2020再掲有価証券報告書
「この人口減少や少子高齢化の進行による人手不足の問題は、バスの車両稼働減少や、レジャー・サービス業の人材確保難によりサービス低下につながること、また、当社発注の事業用施設建設等の発注価額上昇や工期の遅れなどにより、長期的には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
人口減少・少子高齢化と人手不足が、車両稼働、人材確保、サービス、建設費・工期に影響するリスクを引き続き記載している。 - FY2020-Q1再掲有価証券報告書
「高速バス事業では、「東京駅~河口湖線」や「渋谷~河口湖線」を始めとした各路線で車両安全設備の増強費用や運転士不足解消のための教育費用の増加という点から運賃改定を行った他、」
運転士不足解消のための教育費用が増加していると記載され、人材確保難が引き続きコスト要因となっている。 - FY2019-Q3対処有価証券報告書
「貸切バス事業は、積極的な採用活動により乗務員を確保し、車両稼働率を改善するとともに、 タクシー事業では、乗務員の充足とともに、車両稼働と日車単価の改善に努めました。」
貸切バス事業では採用活動により乗務員を確保し、タクシー事業でも乗務員の充足を記載している。人材確保難への対応が一部事業で進んだことが示されている。 - FY2019-Q1再掲有価証券報告書
「当第1四半期連結累計期間におけるわが国経済は、企業収益や雇用・所得環境の改善などを背景に、緩やかな回復基調が続きましたが、引き続き国際情勢の不確実性や資源高、人手不足などにより先行き不透明な状況で推移しました。」
人手不足を、国際情勢の不確実性や資源高とともに、引き続き先行き不透明感の要因として記載している。 - FY2018悪化有価証券報告書
「深刻さを増す人手不足への対応は、当社にとっても重要な経営課題であり、」
人手不足を「深刻さを増す」と表現し、重要な経営課題として従来より強い表現で明示している。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「貸切バス事業は、静岡エリアなどで乗務員不足が続くなか、労働環境の改善や採用活動の強化を図り、収益の確保に努めました。」
静岡エリアなどで乗務員不足が続いていると記載し、人材確保難が継続していることを確認している。 - FY2017悪化有価証券報告書
「深刻化している人手不足は、当社にとっても重要な課題であり、」
人手不足を「深刻化している」と表現し、重要な課題として明示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「この人口減少や少子高齢化の進行による人手不足の問題は、バスの車両稼働減少や、レジャー・サービス業の人材確保難によりサービス低下につながること、また、当社発注の事業用施設建設等の発注価額上昇や工期の遅れなどにより、長期的には当社グループの経営成績及び財政状態に影響を与える可能性があります。」
人口動態を、車両稼働、人材確保、サービス水準、建設費、工期に波及する長期リスクとしている。