保険契約解約率悪化による代理店手数料戻入引当金の追加計上リスク
FY2017に初出。7回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載はFY2026-H1。
アドバンスクリエイトがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに0社。
- FY2026-H1対処有価証券報告書
「保全活動に努め保険契約継続率の向上に伴うPV売上額が増加したことが主な増収要因となりました。」
保険契約継続率の向上に伴いPV売上額が増加したと記載し、解約率悪化によるPV減少リスクに対する改善を示している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「この変更により、売掛金残高が46,691千円減少し、売上高、営業利益、経常利益、税金等調整前当期純利益が、それぞれ42,446千円減少しております。」
保険契約の継続率等に基づく変動対価の見積り変更により、将来代理店手数料のPV減少が当期にも実際の減収要因となった。 - FY2025-H1悪化有価証券報告書
「従来、不確実性が高い保険契約の自動更新分を除いた将来キャッシュ・フローに、保険会社より提供された継続率を前提とした割引率を用いて売上を計上しておりました。当中間連結会計期間において、一定の過去実績が蓄積され、自動更新率等の実績及び継続率の実績の新たな情報の入手に伴い、より精緻な変動対価の見積りが可能となったため、見積りの変更を行いました。」
代理店手数料の変動対価について、見積りの精緻化によりPVを減少させる会計上の見積り変更が行われた。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度におきましては、円安の急速な進行に伴う外貨建保険の解約、失効の増加に加え、株高等を背景とした貯蓄性保険の解約、失効の増加により、解約が想定を上回って推移いたしました。現在価値を計算する際には最新の解約率を用いるため、解約率の上昇により現在価値が減少し、この減少分が売上から差し引かれたことが、今回の大きな減収要因となりました。」
解約率の悪化が実際に発生し、将来代理店手数料のPV減少分が売上から控除される形で大幅減収に結び付いた。 - FY2018-Q3再掲有価証券報告書
「当第3四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
保険契約解約率悪化による代理店手数料戻入引当金の追加計上リスクについて、重要な変更はないとしている。 - FY2018-Q2再掲有価証券報告書
「当第2四半期連結累計期間において、新たな事業等のリスクの発生、または、前事業年度の有価証券報告書に記載した事業等のリスクについての重要な変更はありません。」
保険契約解約率悪化による代理店手数料戻入引当金の追加計上リスクについて、重要な変更はないとしている。 - FY2017初出有価証券報告書
「保険会社毎の解約実績率をもとに引当金額を計算しておりますが、解約率の悪化等により追加引当が必要となる可能性があります。」
保険契約の解約に伴う代理店手数料戻入に備える引当金について、解約率悪化による追加引当の可能性をリスクとして記載している。