デジタル化対応の遅れによる顧客接点逸失リスク
FY2022に初出。9回の記載のうち6回が「再掲」。直近の記載は2026-08-12。
はせがわがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2019年)より5年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2026年。6社中5社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- 2026-08-12再掲決算
「オンラインと実店舗の顧客情報や購買行動データを一元管理・統合し、チャネル間の分断による機会損失を防ぎながら、一生涯のライフステージに寄り添う最適なサービスをシームレスに提案していくためのデジタル基盤の構築が喫緊の課題となっております。」
オンラインと実店舗のデータ分断による機会損失を、デジタル基盤構築の喫緊の課題として再確認した。 - FY2026悪化有価証券報告書
「オンラインとリアルの情報の乖離や顧客接点の分断が、機会損失を招く大きな課題となっております。」
デジタル対応の必要性を、オンライン・実店舗間の情報乖離と顧客接点分断による機会損失として具体化した。 - FY2024悪化有価証券報告書
「WEB広告ではリスティング広告以外にもディスプレイ広告やLINE広告など多様な方法で、顧客接点の増加に努めてまいりましたが、他社も同様にWEB広告に注力している状況があり、思うように営業店にお客様を誘致できなかった経緯がございます。」
デジタル販促を進めた一方、競合他社もWEB広告に注力し、営業店への誘致が想定どおり進まなかったと記載した。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「近年はEコマース市場の拡大や、ポータルサイトの利活用など、お客様の購買行動や情報収集のデジタル化が進んでいることから、販売手法の見直しが求められております。」
EC市場・ポータルサイトの拡大に伴うデジタル化への対応と、販売手法見直しの必要性を継続して記載している。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「販売促進活動については、前期に引き続き、地域特性に合わせたリスティング広告の実施と、ホームページや会員アプリのコンテンツを充実させるとともに、情報発信を強化するなど、積極的な集客を図ってまいりました。」
顧客の情報入手・購買行動の変化に対応し、リスティング広告、ホームページ、会員アプリの強化を継続している。 - FY2023再掲有価証券報告書
「具体的には、WEBサイトの強化(SEO、デジタルマーケティング、SNS活用など)と、ECモールの強化(モールごとの販売促進策、商品説明を充実させるなどのページ改善)を引き続き行なっていくことで、WEBと営業店を合わせて顧客接点を拡大させ、集客を高めてまいります。」
デジタル化対応の遅れによる顧客接点逸失リスクを認識しつつ、WEBサイト・SNS・ECモールの強化を対応策として継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「加えて、コロナ禍の影響で安心・安全にお求めになりたいと思うお客様心理がはたらき、その結果ECで購入する方が増えていることから、販売方法の見直しが求められております。」
EC購入者の増加を背景に、販売方法の見直しが必要との認識を継続している。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「加えて、コロナ禍の影響で安心・安全にお求めになりたいと思うお客様心理がはたらき、その結果ECで購入する方が増えていることから販売方法の見直しが求められております。」
EC購入者の増加により、販売方法を見直す必要があるとの認識を継続している。 - FY2022初出有価証券報告書
「対応が遅れてしまうと、お客様との接点において他社に先行されてしまう可能性がある反面、この領域を強化することができれば、実店舗のある当社の優位性は相乗的に高まると考えており、資源を集中的に投下し、機能強化を図ってまいります。」
顧客の情報収集・購買行動のWEB移行に対する対応遅れが、他社による顧客接点先行につながるリスクを初めて独立して明示した。