サンゲツとの資本関係・販売依存・方針変更リスク
FY2017に初出。7回の記載のうち3回が「対処」で、最初の「対処」はFY2022。直近の記載はFY2024。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。13社中2社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに1社。
- FY2024対処有価証券報告書
「前事業年度において主要株主であった株式会社サンゲツは、当事業年度末現在では主要株主ではなくなりました。」
サンゲツは主要株主ではなくなり、2024年3月31日時点の所有割合は8.17%となった。従来の資本・販売依存関係の縮小が進んでいる。 - FY2024-Q2対処有価証券報告書
「株式会社サンゲツ 愛知県名古屋市西区幅下1丁目4番1号 1,108,500 13.08」
2023年9月30日時点の大株主一覧で、サンゲツの所有割合は13.08%と開示されている。従来開示された19.94%から低下しており、サンゲツとの資本関係の縮小が確認できる。 - FY2022対処有価証券報告書
「2022年5月27日付で株式譲渡を行いましたので、当社の持分法適用会社から外れ、(株)サンゲツの完全子会社となっております。」
クレアネイト株式の残り49%もサンゲツへ譲渡され、従来の当社との資本関係・業務提携関係が解消され、サンゲツとの資本関係に伴う依存・方針変更リスクが低減している。 - FY2021再定義有価証券報告書
「(株)サンゲツは、期末日現在、当社株式の議決権の19.94%を所有する大株主となります。…2021年3月31日付で(株)ウェーブロックインテリア株式の51%を(株)サンゲツに譲渡しており、…2015年10月より(株)サンゲツとの間で締結されていた業務提携関係は同日で解消されております。」
サンゲツの議決権比率が20%未満となり「その他の関係会社」ではなくなったこと、WITの51%譲渡と業務提携解消を記載しており、従来の資本・業務提携関係から主要株主・持分法関連会社を軸とする関係へ変化している。 - FY2021-Q3再定義有価証券報告書
「これにより、WITは当連結会計年度末より連結子会社に該当しなくなることとなり、持分法適用関連会社となります。また、それに伴い、2015年10月に合意いたしました当社とサンゲツ間の業務資本提携につきましては、解消することを同日の臨時取締役会において決議しております。」
サンゲツとの資本・販売関係に関し、WIT株式の譲渡に伴ってWITの連結子会社としての位置付けが変わり、2015年の業務資本提携を解消すると記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「(株)サンゲツは、期末日現在、当社株式の議決権の25.8%を所有する大株主であり、その他の関係会社に該当しております。…その取引金額は2019年3月期において7,093,207千円であり、当社グループの総販売実績の25.1%を占めております。」
サンゲツとの資本・販売関係について、議決権保有比率25.8%、販売比率25.1%を開示し、取引依存と方針変更のリスクを再確認している。 - FY2017初出有価証券報告書
「(株)サンゲツは、期末日現在、当社株式の議決権の25.3%を所有する大株主であり、その他の関係会社に該当しております。…平成29年3月期において6,133,332千円であり、当社グループの総販売実績の22.8%を占めております。」
サンゲツの議決権保有比率25.3%、販売比率22.8%を開示し、保有・処分方針や経営方針の変更が事業活動等に影響する可能性を示している。