自然災害、とくに箱根火山活動による事業影響
FY2016に初出。10回の記載のうち5回が「再掲」。直近の記載はFY2020。
うかいがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2019年。同じテーマの他社の中央値(2020年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。7社中4社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに4社。
- FY2020顕在化有価証券報告書
「復旧にあたっては、やむを得ず同年10月12日から11月5日の25日間と、2020年2月2日から3月3日までの31日間を集中工事期間に当て、臨時休業いたしました。その他の期間も使用可能な施設での限定的な営業を余儀なくされ、業績に大きな影響を受けました。」
台風第19号による『うかい鳥山』の被災は、合計56日間の集中工事に伴う臨時休業と限定営業につながり、通期業績に大きな影響を与えた。 - FY2020-Q3顕在化有価証券報告書
「なお、今回の台風により被災した『うかい鳥山』の原状回復工事は道半ばであり、完全復旧するまでには時間を要する見込みです。そのため、今回の被害による業績への影響は、今後の工事の進捗状況により復旧費用が変動する可能性があること、またこれらの被害に係る保険金補填額が未確定であることなどから合理的に算定することが困難であり、現時点では2019年5月16日に「2019年3月期決算短信〔日本基準〕(非連結)」にて公表いたしました通期業績予想を据え置いております。」
台風第19号による被災が継続中で、原状回復工事は道半ばと記載している。復旧費用の変動可能性と保険金補填額の未確定により、業績影響を合理的に算定できないとしている。災害による損失182百万円も計上している。 - FY2020-Q2顕在化有価証券報告書
「なお、2019年10月12日に首都圏に上陸した台風第19号の影響により、当社グループの店舗『うかい鳥山』において建物等に甚大な損傷を受け、臨時休業を余儀なくされるという被害が発生しました。現時点で当該店舗は一部をのぞき営業を再開しております。この台風による当社業績に与える影響については現在精査中ですが、原状回復の算定に相当な時間を要します。今後、業績への影響が見込まれますので、確定し次第速やかに開示いたします。」
台風第19号により『うかい鳥山』の建物等が損傷し、臨時休業が発生した。提出時点では一部を除き営業を再開しているが、業績影響は精査中と記載している。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社は、関東地区に事業基盤を有しており、将来この地域で地震や異常気象等の大規模災害が発生し、店舗の営業休止や営業の縮小等が生じた場合には業績及び財務状態に影響を受ける可能性があります。」
関東地区の地震・異常気象等による店舗休止、営業縮小及び消費意欲低下のリスクを再掲している。 - FY2018再掲有価証券報告書
「当社は、関東地区に事業基盤を有しており、将来この地域で地震や異常気象等の大規模災害が発生し、店舗の営業休止や営業の縮小等が生じた場合には業績及び財務状態に影響を受ける可能性があります。」
関東地区の地震・異常気象等による店舗休止、営業縮小及び消費意欲低下のリスクを再掲している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社は、関東地区に事業基盤を有しており、将来この地域で地震や異常気象等の大規模災害が発生し、店舗の営業休止や営業の縮小等が生じた場合には業績及び財務状態に影響を受ける可能性があります。」
関東地区の地震・異常気象等による店舗休止や営業縮小のリスクを一般的な自然災害リスクとして再掲している。 - FY2017-Q3再掲有価証券報告書
「この営業活動の強化により、一昨年の箱根大涌谷周辺における火山活動活発化で減少した来館者数は、ほぼ例年並みに回復しており、売上高は956百万円(前年同四半期比30.8%増)となりました。」
企画・イベントや営業活動の強化による箱根ガラスの森の来館者数回復と、売上高956百万円、前年同四半期比30.8%増を再確認している。 - FY2017-Q2再掲有価証券報告書
「この営業活動の強化により、昨年の箱根大涌谷周辺における火山活動活発化で減少した来館者数は、ほぼ例年並みに回復しており、売上高は593百万円(前年同四半期比36.8%増)となりました。」
企画・イベントと営業活動の強化による来館者数の例年並み回復と増収を、前四半期に続いて記載している。 - FY2017-Q1対処有価証券報告書
「文化事業では、昨年の箱根大涌谷周辺における火山活動活発化による来客数減の影響からの早期回復にむけ、様々な企画やイベントを開催し、営業活動をさらに強化しております。この営業活動の強化により、箱根大涌谷周辺における火山活動活発化により減少した来館者数は、ほぼ例年並みに回復しており、売上高は273百万円(前年同四半期比22.9%増)となりました。」
箱根火山活動による来館者数減少に対し、企画・イベントと営業活動を強化した結果、来館者数はほぼ例年並みに回復した。 - FY2016初出有価証券報告書
「平成27年5月より箱根大涌谷周辺の火山活動が活発化し、6月には噴火警戒レベルが3(入山規制)まで引き上げられたことにより、箱根に訪れる観光客数が減少し、当館においてもその影響を受けて、上半期は来館者数が前年同期に比べ大幅に減少いたしました。」
関東地区の自然災害リスクを掲げる中、当期には箱根火山活動が実際に発生し、箱根ガラスの森の来館者数・売上減少につながった。