半導体供給不足・原材料高騰・東南アジア部品調達停滞による生産調整リスク
FY2021-Q3に初出。7回の記載のうち2回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2022-Q1。直近の記載はFY2025。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。28社中9社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに54社。
- FY2025対処有価証券報告書
「産業機器に関連する設備投資の需要は、在庫調整が進展し、AI、IoT分野に向けた需要は好調を維持しており、電子部品や製造設備の生産活動は堅調に推移しました。」
前中間期まで記載されていた産業機器関連需要の一部停滞について、在庫調整が進展したとの説明へ変化した。AI・IoT需要の好調維持と生産活動の堅調さも記載され、供給制約後の調整影響は緩和された。 - FY2023-Q2対処有価証券報告書
「一部では部品不足による供給逼迫が解消したことにより在庫の調整局面にあるものの」
部品不足による供給逼迫が一部で解消し、従来の供給制約リスクが在庫調整局面へ移行したと記載している。一方、資源・原材料価格の高止まり等のリスクは残っている。 - FY2023-Q1再掲有価証券報告書
「また、ウクライナ情勢の長期化、資源や原材料価格の高止まりに加え、世界的なインフレや金融引き締め等による景気後退懸念により、先行き不透明な状況が続きました。」
資源・原材料価格の高止まり及びインフレが継続する中、金融引き締めによる景気後退懸念が加わり、先行き不透明な状況を引き続き記載している。 - FY2022-Q3再掲有価証券報告書
「世界経済につきましては、欧米をはじめ各国で経済活動の再開が進む一方、中国のロックダウンの影響により、物流や生産活動が制限されるなど、経済活動は低調に推移しました。また、半導体不足、資源及び原材料価格の高騰によるインフレの進行、ウクライナ情勢の長期化などにより、先行き不透明な状況が続きました。」
半導体不足及び資源・原材料価格高騰が続く中、中国ロックダウンによる物流・生産活動制限、インフレの進行及びウクライナ情勢の長期化を記載しており、前回から供給制約・コスト上昇を含むリスク構図に実質的な変更はない。 - FY2022-Q2悪化有価証券報告書
「世界経済につきましては、欧米をはじめ各国で経済活動の再開が進む一方、中国ではロックダウンの影響により、物流や生産活動が制限されるなど、経済活動は停滞しました。また、半導体不足、資源や原材料価格の高騰による世界的なインフレ圧力の強まり、ウクライナ情勢の長期化などにより、先行き不透明な状況が続きました。」
半導体不足及び資源・原材料価格高騰が継続するだけでなく、世界的なインフレ圧力の強まり、中国ロックダウンによる物流・生産活動制限及びウクライナ情勢の長期化が記載され、供給制約・コスト上昇を含む先行き不透明感が拡大した。 - FY2022-Q1悪化有価証券報告書
「世界経済につきましては、新型コロナウイルス感染症の再拡大の影響による部品調達の停滞に加え、世界的な半導体の供給不足や原材料の高騰などにより先行き不透明感が強まりました。」
部品調達の停滞、世界的な半導体供給不足及び原材料高騰が継続し、先行き不透明感が強まったと記載している。 - FY2021-Q3初出有価証券報告書
「しかしながら、世界的な半導体の供給不足や原材料の高騰、東南アジアの新型コロナウイルス感染拡大の影響による部品調達の停滞により、自動車産業等では生産調整が発生するなど、先行き不透明な状況が続きました。」
世界的な半導体供給不足、原材料高騰及び東南アジアの感染拡大による部品調達停滞が発生し、自動車産業等で生産調整が発生したと記載している。