エネルギー・資源価格高騰と国内物価上昇による収益環境の不透明化
FY2022に初出。11回の記載のうち7回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
小津産業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2022年。同じテーマの他社とほぼ同じ時期。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2020年。34社中23社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに52社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「当連結会計年度におけるわが国経済は、雇用・所得環境の改善や個人消費の持ち直し、インバウンド需要の拡大等により、景気は緩やかな回復基調で推移しました。しかしその一方で、米国の関税政策、ウクライナ情勢の長期化、中東情勢の緊迫化等の不安定な国際情勢の影響のもと、エネルギーおよび原材料価格の高騰や継続的な物価上昇等、依然として景気の先行きは不透明な状況が続いております。」
米国の関税政策、ウクライナ・中東情勢、エネルギー・原材料価格高騰、物価上昇による不透明な収益環境を引き続き記載している。 - 2026-07-10再掲決算
「国内需要はインバウンド効果などを背景に緩やかな回復基調が持続することが期待される一方、通商政策に伴う為替変動、物価高の継続、不安定な国際情勢によるエネルギー・原材料価格の不透明要因が依然として残されており、先行きについては予断を許さない状況が続くものと思われます。」
通商政策、為替、物価、国際情勢、エネルギー・原材料価格を収益環境の不透明要因として継続している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当社を取り巻く事業環境は、ロシアのウクライナ侵攻の長期化や中東情勢の緊迫化等によるエネルギー・原材料価格の高止まり、中国経済の低迷等、目まぐるしく変化し、その変化の速度は年々加速化しております。」
エネルギー・原材料価格の高止まり、中国経済の低迷などによる収益環境の不透明化を引き続き経営環境上の課題としている。 - FY2025-H1再掲有価証券報告書
「エコプロダクツ分野(鉄鋼・電力・建設等)では、除染関連製品の販売実績があったものの原材料・労務費の高騰から全体的に需要が落ち込んだため、前年同期に比べ、売上高は減少、利益面は横ばいとなりました。」
原材料・労務費の高騰が引き続き需要と収益環境に影響していると記載されている。除染関連製品の販売実績はあったが、分野全体の売上高は減少した。 - FY2024-Q2再掲有価証券報告書
「ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、原材料価格等の高止まりへの対応を行った結果、前年同期に比べ、売上高は横ばい、利益面は改善しました。」
原材料価格等の高止まりは引き続き収益環境上の要因として残るが、ディプロでは対応により利益面が改善した。 - FY2024-Q1再掲有価証券報告書
「ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、原材料価格等の高止まりへの対応を行った結果、前年同期に比べ、売上高は横ばい、利益面は改善しました。」
原材料価格等の高止まりは引き続き収益環境上の要因として残っているが、ディプロでは対応により利益面が改善したと記載されている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当連結会計年度(2022年6月1日~2023年5月31日)におけるわが国経済は、新型コロナウイルス感染症対策の緩和により経済活動の正常化が進んだものの、不安定な国際情勢や原材料価格の高騰等により、国内経済の先行きは不透明なものとなっております。」
原材料価格の高騰が通期の経済環境およびディプロ等の利益面に影響する要因として実績化している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、原材料価格高騰等の影響があるものの、前年の新型コロナウイルス感染症拡大による需要増からの反動減より徐々に回復傾向を示し、売上高、利益面とも前年同期を上回りました。」
原材料価格高騰等のコスト上昇が引き続き事業実績上の要因として記載されている。一方、ディプロでは需要回復により売上高・利益面とも前年同期を上回った。 - FY2023-Q2顕在化有価証券報告書
「ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、原材料価格高騰等の影響があるものの、前年の新型コロナウイルス感染症拡大による需要増からの反動減より徐々に回復傾向を示し、売上高、利益面とも前年同期を上回りました。」
原材料価格高騰等のコスト上昇が当四半期にも事業実績上の要因として記載された。ディプロは増収増益となったが、資源・原材料価格上昇の影響自体は継続している。 - FY2023-Q1顕在化有価証券報告書
「ウエットティシュ等の製造販売を営む株式会社ディプロでは、前年の新型コロナウイルス感染症拡大による需要増からの反動減より徐々に回復傾向を示すものの、原材料価格の高騰等の影響を受け、前年同期に比べ、売上高は増加、利益面は微減となりました。」
原材料価格の高騰がディプロの利益面の微減要因として実績化した。前期に示されたエネルギー価格・資源価格や国内物価上昇による収益環境の不透明化に関連するコスト上昇の影響が、当四半期の事業実績に現れている。 - FY2022初出有価証券報告書
「また、ロシア・ウクライナ情勢によるエネルギー価格・資源価格の高騰、中国上海等のロックダウン、円安ドル高の進行、国内物価の上昇及び個人消費の落ち込み懸念等、経済の先行き不透明感は一層高まることとなりました。」
エネルギー価格・資源価格の高騰、国内物価上昇、個人消費の落ち込み懸念を、収益確保に影響し得る新たな外部環境リスクとして明示した。