長期低金利による預貸金利鞘・有価証券運用収益の縮小
FY2023-Q1に初出。10回の記載のうち3回が「再掲」。直近の記載は2026-08-05。
プロクレアホールディングスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2024年。同じテーマの他社の中央値(2018年)より6年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。18社中6社が悪化側に。
直近の記載が「悪化」なのは、ほかに1社。
- 2026-08-05悪化決算
「また経常費用は、預金利息などの資金調達費用の増加や国債等債券売却損などのその他業務費用の増加により、前年同期比37億36百万円増加の214億円となりました。」
政策金利上昇を前提とした新たな金利環境において、預金利息などの資金調達費用の増加が第1四半期の経常費用増加として示された。 - FY2026再定義有価証券報告書
「日本銀行による金融政策の転換以降、金利は上昇基調で推移しており、これまでの低金利環境を前提とした経営からの転換が現実の経営課題として顕在化しております。」
長期低金利による預貸金利鞘縮小という従来の環境説明から、政策金利上昇を前提とした経営への転換と、資金調達費用増加を含む新たな金利環境への対応へ記述が移った。 - 2026-05-15対処業績予想の修正
「当期の経常収益については、貸出金利息など資金運用収益が増加したことを要因として、前年度比10%以上増加いたしました。また、経常利益についても、資金利益が当初予想を上回ったことに加え、経費の減少等により当初予想を上回る結果となりました。」
貸出金利息など資金運用収益の増加が通期業績の増収・予想上振れ要因として示され、従来の運用収益縮小リスクによる業績影響が当期には弱まったことが示されている。 - FY2025後退有価証券報告書
「2025年1月には日銀の金融政策決定会合で政策金利が0.5%程度へ引き上げられました。」
従来の長期低金利による預貸金利鞘・運用収益の縮小という環境説明から、政策金利引上げと貸出金利回り上昇を含む環境へ記述が変化した。 - FY2024-Q3悪化有価証券報告書
「損益状況につきましては、経常収益は有価証券利息配当金等の資金運用収益の減少により、前年同四半期比45億60百万円減収の546億22百万円となりました。」
有価証券利息配当金等の資金運用収益の減少が続き、経常収益の前年同四半期比減収額が45億60百万円として数値化されている。 - FY2024-Q1悪化有価証券報告書
「損益状況につきましては、経常収益は有価証券利息配当金等の資金運用収益の減少により、前年同四半期比51億63百万円減収の169億55百万円となりました。」
従来から記載されている有価証券運用収益の減少が、当第1四半期の経常収益の前年同期比51億63百万円減収として実績に表れ、影響が数値化されている。 - FY2023再掲有価証券報告書
「長きに亘る低金利環境により預貸金利鞘の縮小と有価証券運用収益の減少が継続する中」
低金利による預貸金利鞘と有価証券運用収益への圧力が継続している。 - FY2023-Q3再掲有価証券報告書
「長きにわたる低金利環境により預貸金利鞘の縮小と有価証券運用収益の減少が継続する中」
低金利による預貸金利鞘と有価証券運用収益への圧力が引き続き課題として記載されている。 - FY2023-Q2再掲有価証券報告書
「長きにわたる低金利環境により預貸金利鞘の縮小と有価証券運用収益の減少が継続する中」
低金利による預貸金利鞘と有価証券運用収益への圧力が引き続き課題として記載されている。 - FY2023-Q1初出有価証券報告書
「長きにわたる低金利環境により預貸金利鞘の縮小と有価証券運用収益の減少が継続する中」
低金利環境が預貸金利鞘と有価証券運用収益を押し下げる構造的リスクとして記載されている。