製品品質・納期・安全性リスク
FY2016に初出。7回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載は2026-11-06。
三菱重工業がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2025年。8社中4社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに5社。
- 2026-11-06顕在化発生事実
「上記の対応を実施するに際し、2027 年3月期第2四半期の連結決算において、今後発生が見込まれる製品保証費用 675 億円を引当計上し、営業損失を計上いたしました。」
勿来・広野IGCCプラントについて、今後の部品交換等に伴う製品保証費用675億円を引当計上し、製品品質・工事保証関連リスクが具体的な損失として発生した。 - FY2025悪化有価証券報告書
「2024年4月1日残高 136,181 期中増加額 74,067 2025年3月31日残高 156,931」
製品・工事保証関連引当金は前年度末の1,361億81百万円から1,569億31百万円へ増加した。2021年度に引き渡したプラント設備に係る長期保守契約の引当金も含まれている。 - FY2023顕在化有価証券報告書
「当社グループは、当該プラント設備に対し、当連結会計年度末時点において信頼性向上を目的とした改善工事を進めており、改善工事実施に伴い発生する不稼働期間に対応する補償金、及び当該長期保守契約の履行に要する総原価を合理的に見積もり、引当金を認識している。」
過年度に引き渡したプラント設備について、信頼性向上の改善工事と不稼働期間への補償等が必要となり、受注工事損失関連・製品工事保証関連の引当金を計上した。 - FY2021対処有価証券報告書
「過去に生じた大口赤字案件については、その原因や対策を総括するとともに、社内教育に反映するなど、再発防止に努めている。」
製品品質、納期、安全性およびコスト悪化リスクへの対応として、大口赤字案件の原因分析、対策の総括、社内教育を明示した。 - FY2019再掲有価証券報告書
「当社グループは、製品の品質や信頼性の向上に常に努力を払っているが、製品の性能、納期上の問題や製品に起因する安全上の問題について契約相手方やその他の第三者から国内外で請求を受け、また訴訟等を提起される可能性がある。」
製品性能、納期、安全性、仕様変更・工程遅延に伴う請求・訴訟リスクを継続開示している。 - FY2017再掲有価証券報告書
「当社グループは、製品の品質や信頼性の向上に常に努力を払っているが、製品の性能、納期上の問題や製品に起因する安全上の問題について契約相手方やその他の第三者から国内外で請求を受け、また訴訟等を提起される可能性がある。」
製品性能、納期、安全性、仕様変更・工程遅延に伴う請求・コスト悪化リスクを継続開示している。 - FY2016初出有価証券報告書
「当社グループは、製品の品質や信頼性の向上に常に努力を払っているが、製品の性能、納期上の問題や製品に起因する安全上の問題について契約相手方やその他の第三者から国内外で請求を受け、また訴訟等を提起される可能性がある。」
性能、納期、安全性に関する請求・訴訟と、仕様変更・工程遅延によるコスト悪化を開示している。