Macronixへの生産委託・仕入依存
FY2016に初出。9回の記載のうち3回が「悪化」で、最初の「悪化」はFY2018。直近の記載はFY2026。
メガチップスがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2018年。同じテーマの他社の中央値(2021年)より3年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2022年。6社中3社が悪化側に。
直近の記載が「再掲」なのは、ほかに2社。
- FY2026再掲有価証券報告書
「現在のところ、当該リスクの顕在化の兆候はございません。なお、当社は任天堂株式会社及びマクロニクス社との間で製造委託契約を締結しており、両社と良好かつ緊密な関係を構築し、安定的な製品の供給に努めております。」
Macronix社への生産委託依存、台湾中心のファウンドリーに伴う地政学リスク及び国内外への委託先拡充による対応が再確認された。 - FY2025再掲有価証券報告書
「また、生産委託しているファウンドリーは台湾が中心となっているため、地政学的なリスク等があることも認識しております。これらに対処するために、ファウンドリーを国内外に広く求め、信頼関係を築き不測の事態に備えてまいります。」
Macronix社を含む生産委託先への依存と台湾中心の地政学リスク、国内外へのファウンドリー拡充による対応方針が再確認された。 - FY2024地政学リスク・調達先拡充対応の追記有価証券報告書
「また、生産委託しているファウンドリーは台湾が中心となっているため、地政学的なリスク等があることも認識しております。これらに対処するために、ファウンドリーを国内外に広く求め、信頼関係を築き不測の事態に備えてまいります。」
Macronixへの外注依存リスクに加え、台湾を中心とする生産委託先の地政学リスクが明示された。国内外への調達先拡充と複数拠点化を通じた対応方針が記載されたが、Macronixへの依存度の実績値は本 filing では示されていない。 - FY2023悪化有価証券報告書
「Macronix International Co.,Ltd.(以下「マクロニクス社」)への外注割合が高くなっており、当連結会計年度においては71.0%を占めております。」
Macronixへの外注割合は前回記載の67.8%から71.0%へ上昇し、生産委託先への依存度が高まった。任天堂及びMacronixとの製造委託契約と緊密な関係による安定供給が対応として記載された。 - FY2022対処有価証券報告書
「Macronix International Co.,Ltd.への外注割合が高くなっており、当連結会計年度においては67.8%を占めております。」
Macronixへの外注割合は前回記載の78.8%から67.8%へ低下した。一方、主要生産委託先への依存は引き続き記載された。 - FY2020悪化有価証券報告書
「Macronix International Co.,Ltd.からの仕入高の割合が高くなっており、当連結会計年度においては78.8%(前連結会計年度は53.7%)を占めております。」
Macronixからの仕入高比率が53.7%から78.8%へ上昇し、生産委託先への依存度がさらに高まった。任天堂・Macronixとの製造委託契約と良好な関係による安定供給が対応として記載された。 - FY2018悪化有価証券報告書
「Macronix International Co.,Ltd.からの仕入高の割合が大きくなっており、同社からの仕入高が当社の仕入高全体に占める割合は、前連結会計年度は29.3%、当連結会計年度は46.4%であります。」
Macronixからの仕入高比率は29.3%から46.4%へ上昇し、生産委託先への仕入依存度が高まった。 - FY2017対処有価証券報告書
「当契約により、Macronix International Co.,Ltd.からの仕入高の割合が大きくなっており、同社からの仕入高が当社の仕入高全体に占める割合は、前連結会計年度は34.5%、当連結会計年度は29.3%であります。」
Macronixからの仕入高比率は34.5%から29.3%へ低下したが、主要な生産委託先への依存は引き続き記載された。 - FY2016初出有価証券報告書
「主力取引先である任天堂株式会社へ供給するゲームソフトウェア格納用LSI(カスタムメモリー)及びゲーム機本体・周辺機器向けのLSIなどの製品を生産委託している、Macronix International Co.,Ltd.(以下「マクロニクス社」)からの仕入高の割合が高くなっております。」
Macronixからの仕入高比率は当年度34.5%であり、生産停止時の業績影響可能性を記載した。