顧客関連資産の減損リスクと将来予測の不確実性
FY2021に初出。6回の記載のうち2回が「再掲」。直近の記載はFY2026。
ディスラプターズがこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2024年)より1年早い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2023年。98社中35社が悪化側に。
直近の記載が「対処」なのは、ほかに31社。
- FY2026対処有価証券報告書
「当社グループは当連結会計年度末時点において、のれん及び顧客関連資産の合計が1,685百万円あります。今後、子会社及び取得したサービスの収益が著しく低下した場合には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
のれん及び顧客関連資産の残高は前期の1,955百万円から1,685百万円へ減少した。減損リスクは継続する一方、子会社・各サービスの収益及び財務状況を月次確認する対応を記載している。 - 2026-06-03再掲株主総会
「上記の仮定は見積りの不確実性が高く、市場環境の変化等により実績値が当初の見積りから大きく乖離した場合には、翌連結会計年度の連結計算書類において減損が必要となる可能性があります。」
ContractSののれん234百万円について、利用企業数・月額利用料を主要仮定とする減損可能性を引き続き記載している。 - FY2025再掲有価証券報告書
「当社グループは2025年3月期末時点において、のれん及び顧客関連資産の合計が1,955百万円あります。今後、子会社及び取得したサービスの収益が著しく低下した場合には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
前期に減損損失を計上した後も、のれん及び顧客関連資産1,955百万円について、子会社・取得サービスの収益低下による減損リスクが継続していると記載している。 - FY2024顕在化有価証券報告書
「この結果、マーケティング事業において減損損失を計648百万円計上することとなりました。これにより、当連結会計年度において株式会社Sales Xに関する顧客関連資産およびのれんを減損することとなりました。この結果、DX事業において減損損失を計1,098百万円計上することとなりました。」
のれん及び顧客関連資産の減損リスクについて、法人向け不動産サービス及びSales X等で実際に減損が発生し、マーケティング事業648百万円、DX事業1,098百万円を計上している。 - FY2023悪化有価証券報告書
「当社グループは2023年3月期末時点において、のれん及び顧客関連資産の合計が3,049百万円あります。今後、子会社及び取得したサービスの収益が著しく低下した場合には、減損損失が発生し、当社グループの業績に影響を及ぼす可能性があります。」
減損リスクの対象が顧客関連資産に加えてのれんを含む連結ベースへ広がり、のれん及び顧客関連資産の合計3,049百万円を開示している。 - FY2021初出有価証券報告書
「当事業年度においては、減損の兆候は識別されておらず減損損失を計上しておりませんが、翌事業年度の財務諸表に重要な影響を及ぼすリスクに鑑みて開示項目として識別しております。」
顧客関連資産2,235,466千円について、売上・営業利益の将来予測、既存顧客の減耗率、割引率等の仮定に重要な不確実性があり、翌事業年度に減損処理を行う可能性を新たなリスクとして開示している。