企業買収・事業提携・資本提携の実行リスク
FY2020に初出。6回の記載のうち4回が「顕在化」で、最初の「顕在化」はFY2023-Q3。直近の記載はFY2026-H1。
鈴茂器工がこのテーマで「悪化」側に入ったのは2023年。同じテーマの他社の中央値(2022年)より1年遅い。
テーマ全体が最も大きく悪化側へ動いたのは2018年。79社中13社が悪化側に。
直近の記載が「顕在化」なのは、ほかに27社。
- FY2026-H1顕在化有価証券報告書
「本取り組みの一環として2021年10月に買収した日本システムプロジェクトについては、店舗システム業界の競争環境の激化などにより、厳しい業績が続いており、事業の一体運営による経営の合理化と営業力および開発力の強化を図るため、本合併を実施しました。」
買収先の業績悪化・競争激化が継続し、事業の一体運営による合理化と営業力・開発力強化を目的とする合併に至った。 - FY2025顕在化有価証券報告書
「連結子会社の株式会社日本システムプロジェクトは、保有する機械装置のうち当初想定していた収益が見込めなくなったものについて減損損失を認識し、特別損失に計上しています。」
買収後の事業計画未達等による投資回収・減損リスクについて、日本システムプロジェクトの機械装置で当初想定収益が見込めなくなり、減損損失2,460千円を計上した。 - FY2024-Q2顕在化有価証券報告書
「連結子会社の株式会社日本システムプロジェクトにおいて、同社の業績が想定よりも悪化したため、同社に係るのれんの減損損失として28百万円を特別損失に計上した」
企業買収・資本提携に関するリスクについて、日本システムプロジェクトの業績悪化が現実化し、のれん減損損失28百万円を計上した。 - FY2023-Q3顕在化有価証券報告書
「持分法適用会社Bluefin Trading LLCにおいて、当第3四半期連結会計期間の業績悪化に加え、主要取引先に対する売上高の減少が見込まれ、今後の同社の業績への影響を鑑み、持分法による投資損失1億28百万円を営業外費用に計上した」
企業買収・資本提携に関するリスクについて、Bluefin Trading LLCの業績悪化と主要取引先向け売上高の減少見込みが現実化し、持分法による投資損失1億28百万円を計上した。 - FY2022対象案件の更新有価証券報告書
「また、2021年10月1日に飲食店の省人化・効率化を実現する新たな製品・サービスの構築を目指し、主に飲食店向けのPOSシステムやセルフオーダーシステム、配膳ロボット等の店舗システム関連の開発・販売に関する事業を行っている株式会社日本システムプロジェクトの株式の100%を取得しました。2022年4月1日にはサービス体制の強化を図るため、関東甲信越エリアにおける当社製品のサービスの外部委託先であったスズモメンテナンス株式会社の株式の100%を取得しております。」
M&A・事業提携リスクの対象として、日本システムプロジェクトの完全子会社化と、スズモメンテナンス株式会社の完全子会社化を追加している。 - FY2020初出有価証券報告書
「当社は2019年11月6日にBluefin Trading LLCの株式の35%を取得しております。このような企業買収及び事業・資本提携の実施に際しては、十分なリスクの検討を行いますが、企業買収後の事業計画が当初の計画通りに進捗しない場合には、多額の資金投入が発生し、又はその収益性の低下により投資額の回収が見込めなくなることにより減損処理が必要となる場合には、減損損失を計上し、当社の経営成績や財政状態に影響を及ぼす可能性があります。」
Bluefinへの35%出資を含むM&A・事業・資本提携について、計画未達、追加資金投入、収益性低下、投資回収不能、減損の可能性を独立したリスクとして記載している。